施設入所支援
施設入所支援について
常時介助を必要とする
重度障害者の支援を行っています。
新光苑は、他の施設と比べて以下のような様々な特色があります。障害者の親たちによって造られ、家族によって運営されていますので、入所される利用者様を家族と思い、気持ちに寄り添った支援をしています。その為に十分な職員を配置し、充実した職員教育・研修を実施しています。
入所利用の為には、まず短期入所を体験していただいたうえで、入所の決定をさせていただきます。日中活動・行事等については、生活介護事業をご利用していただきますので、「生活介護」のページをご参照ください。
施設入所支援の特色
全国初の脳性麻痺専門施設として開苑いたしました
熊谷地区の脳性麻痺を持つ父母の協力によってつくられた、全国初の専門施設です。現在は中途障害者・知的障害者の受け入れもしていますが、脳性麻痺の方の入所を優先的に考えております。
担当支援員制度を導入しています
苑長をはじめ全職員一体となって、ご利用者様本位の質の高いサービスの提供に努めています。ご利用者様一人ひとりに担当の支援員がつき、親代わりとして個人的要望の支援をいたします。
専門職員が常駐
看護師16名(常勤12名・専任パート4名)、常勤の理学療法士2名、管理栄養士・栄養士各1名ずつが常駐しています。食事介助専門パート職員約30名を配置して、時間をかけ安全で楽しい食事の提供をしています。
快適な生活ができるように
建物に特別の配慮がなされています
- 全館床暖房で、重心が低く運動量の少ない身体障害者にとって快適な環境です。特に冬季の寒さの心配は全くありません。
- 居室は災害にも強い鉄筋コンクリート造の耐震構造で、平屋建てのため歩行や車椅子での移動が楽な設計となっております。
- 天井走行リフトを50台以上設置していますので、ベッドと車椅子間の移乗や浴室での介助の際に生じるご利用者様と職員への負担が軽減されております。
- 採光への配慮により快適な居住性が確保され、メイン廊下の高い天井はもちろん、廊下・浴室・食堂・居室に至るまで、日中の照明は不要なほどです。
清潔な生活をお送りいただけます
着替えは朝晩毎日2回、下着は毎日取り替え、洗濯しています。週3回(月、水、金曜日)の入浴をしていただき、清潔な生活を過ごしていただいております。施設内は清掃業者に委託していますが、各居室は担当支援員が責任を持って整理整頓・清掃しています。
医療機関との連携
- 嘱託医は熊谷市内総合病院(藤間病院)の内科医・整形外科医各1名で、毎週1回(隔週で交代)来苑し回診していただきます。
- 協力病院は熊谷総合病院、埼玉慈恵病院、西熊谷病院、中村歯科医院です。
- 中村歯科医院は、毎週月曜日に歯科医師2名と歯科衛生士3名が来苑し、利用者様の口腔ケアや治療をしてくださいます。また月1回嚥下専門歯科医師が来苑し、利用者様の嚥下障害について確認してもらい、食形態の相談に乗っていただきます。
充実した生活
- 外出がままならない利用者様の充実した食生活の為、毎週リクエストにより出前をとっています。食形態により栄養士が加工しています。
- 毎月出張美容室・理容室にお願いして、利用者様の身だしなみを整えていただきます。またネイリストやハンドマッサージの出張施術もあります(希望者のみ有料)
新光苑美術館が併設されています
美術館を併設し、6号の小品から120号の大作まで、260点余りの絵画・彫刻・陶器を展示し、ご利用者様の心を和ませております。一般の方の見学も歓迎いたします。地域に開かれた風通しの良い施設で、清掃・挨拶の徹底や虐待防止等の効果もあります。
親亡きあとの終の棲家
障害者の保護者が最も心配する親亡きあとの介護について、本苑ではご家族に代わって最後まで支援する体制を整えています。医療ケアが必要になっても、できる限り苑での生活が続けられるよう、24時間体制で看護師が常駐しています。ご利用者様が亡くなられたときには、荼毘に付し苑所有の墓地への埋葬や法要も行っております。「親亡きあとの終の棲家」としてしっかり役割を果たせるよう、覚悟と責任感を持って寄り添い続けます。
初めてご利用される場合
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見学・面談
施設見学を兼ねてご来苑していただき、アセスメント面談をさせていただきます。
診療情報や受給者証など、必要な内容の確認もさせていただきます。 -
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短期入所体験
短期入所体験は原則、ご利用にストレスの掛からない1~2泊から開始し、1か月程度の長期のご利用をお願いします。
利用者様・保護者様と施設・職員の信頼関係を確認させていただきます。体験利用期間についてはご相談にのります。 -
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入所契約・入所
短期入所を体験していただき入所可能な場合、来苑していただき入所契約を締結して入所となります。
ご利用料金
施設入所支援+生活介護利用した場合で、減免を受けた際の1カ月あたりの平均的利用料金
(障害基礎年金受給の方は、利用料金支払い後、小遣いとして2万円程度残る金額設定となっています)
区分 | 低所得者、1・2級障害基礎年金受給 |
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1ヵ月あたりの負担上限額 | 0円 |
1ヵ月の食費(31日) | 49,600円(朝食500円,昼食500円,夕食600円) |
水道光熱費(31日) | 5,890円(1日190円) |
食事等の実費負担の減免 | 7,000円(平均) 特定障害者特別給付費用は個人・行政によって異なります。 |
現行支払合計 | 50,000円程度(減免額および実費負担サービス※利用による) |
一日の流れ
- 7:00起床
- 8:00朝食
- 9:00健康チェック
- 9:30日中活動:創作活動・リハビリ訓練・入浴
- 12:00昼食
- 14:00日中活動:創作活動・リハビリ訓練・入浴
- 16:00自由活動
- 17:30夕食
- 自由活動
- 22:00就寝
生活介護(デイサービス)