法人案内
設立理念
運営理念
1)障害児者の人権を尊重し、安心・安全で生きがいのある生活を提供する
①施設入所者の親亡き後の「終の棲家」としての責務を全うする。
②自己決定・自己選択の支援により、その人らしい生活を尊重する。
③利用者の機能維持を図り、またリフト等介助機器を整備し、QOLの向上を目指す。
2)地域福祉を全うし共生社会を目指す
①共生型障害者支援施設(高齢者受け入れ)として、地域社会の求めるサービスを提供する。
②福祉避難所の開設や、地域生活支援拠点等として「体験の機会・場の提供」「緊急時の受け入れ・対応」を提供することにより、地域住民との交流を通じて、地域に密着した施設を目指す。
③地域住民との交流や、地域の医療機関・特別支援学校・他施設等各機関と連携することにより、地域での中核となる施設を目指す。
3)経営基盤と職場環境の充実を目指す
①持続可能な福祉の充実に向けて、法令順守・危機管理・情報公開・説明責任を果たし、健全な経営基盤を築く。
②職員の人権を尊重し、より良い処遇を目指し、働き甲斐のある満足度の高い職場環境を整備する。
③研修を充実させ多様な経験の場を提供することにより、人間力の高い優秀な支援員を育成する。
あいさつ
障害者が『生きがい』の持てる施設を作りたい
私の次女は産まれた直後、脳性麻痺という障害を持ちました。
以来、半世紀以上にわたって、重い障害を持って生まれた娘のために、親の責任として「父母の会」を結成し、肢体不自由児養護学校の誘致や授産施設の建設運営等、積極的に脳性麻痺者の福祉の向上に取り組んできました。
そして、1989(平成元)年「熊谷地区父母の会」12名会員の「熱き想い」によって「新光苑」が設立されました。
重い障害者を持った保護者によってつくられた入所施設は、他にはないと聞いております。
「快適に過ごしてほしい」「充実した時間を過ごしてほしい」
施設を設立するにあたっては、我が子を思う親の視点を何よりも大切にしました。
本苑は全国唯一の「脳性麻痺者専門施設」として、建物は鉄筋コンクリート平屋建ての耐震耐火構造、全館床暖房、幅員3mの廊下と日中の自然採光、広い廊下の壁面を利用しての美術館等、数多くの特徴を備えた施設です。
本苑は創設の理念に基づき、利用者主役の「生きがいの持てる施設」として、最新の設備と充実した職員の協力によって、日本一の施設を目標に歩んでゆく決意です。
法人概要
設置運営 | 社会福祉法人 翠浩会 |
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理事長 | 西田 良次 |
施設名 | 障害者支援施設 新光苑 相談支援センター さくら 児童デイサービス ひかり |
施設長 | 横川 与志子(公認会計士・西田 良次の長女) |
所在地 | 〒360-0832 埼玉県熊谷市小島527 |
定員 |
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職員構成 | 施設長1名 嘱託医2名(非常勤) 看護師16名(常勤12名・専任パート4名) 理学療法士(常勤2名) サービス管理者3名 生活支援員130名(食事介助専門パート職員約30名含む) 管理栄養士2名 調理員(業務委託) |
新光苑 命名の由来
本苑創設者である西田 良次、東代子夫妻の長男として生まれた西田 新君は、横浜市立大学医学部を卒業し、将来を有望視されていましたが、1987(昭和62)年7月2日に他界しました。
当時、まさに本苑設立の渦中にあったため、新君の多額の保険金により事業は円滑に遂行されました。
よって本苑の名を『新光苑』と命名いたしました。
親亡きあとの終の棲家
障害者の保護者にとって最も心配なことは、親が高齢になったとき、そして亡くなったあとの障害者の面倒を誰が見るのか、という事です。
その不安を解消し、将来のさまざまな問題を解決することも新光苑の役割であるととらえ、入所後のご利用者様とご家族が安心して人生を歩めるよう、あらゆる援助体制を整えております。
胃ろうや喀痰吸引などの医療ケアが必要になっても、できる限り苑での生活が続けられるよう24時間体制で看護師が常駐しています。
ご利用者様が亡くなられたときには荼毘に付し、苑所有の墓地への埋葬や法要も行っており、新光苑で生涯を閉じることになっても、ご家族が安心して任せられる入所施設であるよう努めています。
理事長は、ご利用者様が入所する際、毎回「養子養女にもらうのと同じだ」とその意味の重さを語ってまいりました。
ご利用者様の人生を最後まで見届け、「親亡きあとの終の棲家」としてしっかり役割を果たせるよう、覚悟と責任感を持って寄り添い続けます。
沿 革
平成元年6月 | 熊谷地区肢体不自由児者父母の会(会長 西田 良次)により、全国唯一の脳性麻痺専門の身体障害者療護施設として開苑する。(入所定員50名 短期入所定員2名) |
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平成22年3月 | 生活介護事業のためのホール棟建設完了 |
平成22年4月 | 自立支援法に基づき、障害者支援施設に移行し、施設入所支援事業と生活介護事業に分かれ、短期入所事業と合わせ3つの事業運営となる。また、短期入所が定員4名に変更される。 |
平成23年5月 | 個室入所棟20床建設完了 短期入所定員を10名増やし14名に変更 |
平成26年3月 | 個室入所棟40床建設・ホール棟増築完了 |
平成26年4月 | 施設入所定員を20名増やし、定員を80名に変更 |
平成26年5月 | 新光苑美術館開館 |
平成26年7月 | 熊谷市の福祉避難所として協定締結 ※地域の障害者30名が避難可能 |
平成26年10月 | 相談支援センターさくら 開業 |
平成26年11月 | 児童デイサービスひかり 開業 |
平成28年8月 | 施設入所定員を20名増やし、定員を100名に変更 生活介護事業定員を40名増やし、120名に変更 |
令和2年3月 | 平成元年当初の建物の大規模修繕完了 |
令和3年9月 | 共生型居宅サービス事業(介護保険)の開始 |
令和4年4月 | 個室入所棟14床建設完了(短期入所用) 施設前道路側駐車場 整備完了 |
令和4年12月 | 熊谷市の地域生活支援拠点等事業所として登録 |